世界トイレの日(11月19日)

世界トイレの日は国際連合が世界中の衛生状況の改善に取り組むべく、毎年11月19日に定める国際デーである。世界全体では約45億人の人々が不衛生な設備を利用しており、約8.9億人の人々が屋外排泄をしていると言われている。「2030年までに、すべての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排泄をなくす。女性および女子、ならびに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を向ける。」と記されている。

世界トイレの日は2011年11月19日に世界トイレ機関により創設され、2013年に国際連合総会で国際連合公認の国際デーとされた。

世界中に広まる男女が並ぶトイレマークは、日本で生まれた

群馬県館林市の市庁舎でトイレのピクトグラムが生まれた?

東京オリンピックの前年、1963年に完成した地下1階・地上5階の館林市旧本庁舎は、故・菊竹清訓氏が設計し、細部のデザインを故・田中一光氏が務めています。

この旧庁舎のトイレに実は、翌年の東京五輪で採用されるトイレのマークの原型が、田中一光氏の手によって制作され、採用されているのですね。

当時の情報に詳しい、同市出身のデザイナー・田中茂雄氏(館林市の市民センターの保存プロジェクト、館林城の再建をめざす会の代表)に聞くと、1963年にトイレのピクトグラムが制作されていたという事実が、1963年9月号『建築』(青銅社)で明らかにされていると言います。

オリンピックで世界に広がった。

トイレのマークは、1964年の東京オリンピックで全面的に採用され、世界に大きく広まったという歴史があると言われています。

第1回目の東京オリンピックでは、五輪をアジアで初めて開催するにあたって、世界中から観戦に訪れる人たちが混乱しないようにと、情報伝達の手段としてピクトグラムを用意する必要がありました。その経緯は野地秩嘉著『TOKYOオリンピック物語』(小学館)など数々の書籍で語られています。

そのため、故・田中一光氏を筆頭に当時の若手デザイナーが美術評論家である故・勝見勝氏によって招集され、各競技を表すピクトグラムから、公衆トイレ・公衆電話など施設向けのピクトグラムまでが、体系的に考案されたと言います。

東京オリンピックと同時期に羽田空港のサインや絵文字を担当してた村越愛策氏の著書『絵で表す言葉の世界』(交通新聞社)には、

<1964年の大会終了後、その結果は各国関係者に大きな影響を与えることになった>(『絵で表す言葉の世界』から引用)

と書かれています。スイスで出版されたデザインの専門誌でも、東京オリンピックのピクトグラムが次以降のオリンピックで継続的に採用され、万国共通の資格言語として発展してほしいと期待を持たれのだとか。

実際にプロジェクトを仕切った故・勝見勝氏は、社会還元を意図してトイレのサインを含む全てのピクトグラムの著作権を、デザイナーに放棄させています。結果として後のメキシコ、ミュンヘンなど歴代の五輪でも、東京五輪の競技用・施設用ピクトグラムが採用され、その都度進化・発展して普及していった経緯があります。

アメリカのトイレ

トイレの上下がすごい空いてる

アメリカは日本と比べると犯罪のレベルも数も比較的多く、実際アメリカ生活が6年目に突入する私にとっても毎日「(近所で)どこで誰が銃で撃たれた」というニュースを聞くと、犯罪は日常に潜んでいて他人事では決して無いんだな…と思い知らさせます。

トイレの隙間が広いことも、アメリカの犯罪と実は深く関わっていて、何でもこれ、「レイプ防止のためにトイレのドアが上下短く作ってある」のだそうです。

確かにこのドアのサイズだと、トイレで誰かが何か変なことになってんじゃないのかな、というのはすぐに分かりますよね。

レイプなんて日本じゃ本当に他人事だと思っていましたが、その先生曰く、全く他人事なんかではなく、本当に被害に遭っている人は多くて、でも恥ずかしいことだから公に出来ないケースが殆どで、だから少ないように思われがちなんだそうです。

アメリカはトイレに監視カメラが置けない

何だかすっきりとしないので色々と調べてみたところ、はっきりとした理由が分かりました。

アメリカはトイレ内に監視カメラを置くことは法律で禁止されているので、犯罪がおこりやすい(犯罪に最適)場所となるからです。だから防犯対策として、中の状況が分かるように下半分を開けておく必要があるのです。

犯罪防止とは言えども、トイレ使用中にいきなり侵入してきたらどうすれば良いのでしょうか?人が簡単に入れる大きさですからね。防犯ブザーを置けば良いのでは?と疑問が残ってしまいます。

アメリカのトイレットペーパーの配置の仕方

トイレットペーパーの配置の仕方について思ったことがあるのですが、トイレットペーパーの配置の仕方が、日本と逆だなと。

日本は通常、トイレットペーパーを配置するときに、壁側ではなく、表側にペーパーを垂らして使いますよね?

すべての場所がそうというわけではないのですが、
アメリカでは壁側の方にペーパーを垂らしてセットされている感じが多かったです。

そのためにトイレットペーパーを引くときに、奥(後ろ)から引いて使うことになります。

アメリカのトイレは開いている=誰も使ってないのサイン

アメリカに長く住み過ぎると、日本でちょっとしたことで恥をかいてしまうことがあります。トイレの使い方もその一つかもしれません。

最初に紹介したアメリカのトイレの写真の様に、アメリカでは一般の家庭でもトイレのドアは基本開けっ放しにされており、それが「今は誰も使ってないよ」のサインでもあります。これを知らずに、使った後いつもトイレのドアを閉めていると、次に使う人が「まだ誰か入ってんのかな?」と勘違いしてしまうことがあります。

実はコレ、一度アメリカのこの習慣に慣れてしまうと、日本に帰って来た際、トイレに行った後にドアを開けっ放しで離れてしまうため、非常にお行儀の悪い人間に見られてしまうことがあるのです。

実は私も一度、これで失敗した経験があります…。日本に戻った際に、オシャレでキレイな美容室で髪をカットしてもらった際、レジ付近にあったトイレから戻った後に、ついいつもの様にドアをそのまま開けっ放しにしていたため、担当してくれた美容師さんに「…ドアは閉めようね(汗)」と、軽く引かれたことがあります(笑)

アメリカではトレイはバスルームも一緒になっているため、開けておくことが普通なのですが、日本に戻るとトイレはトイレだけになってしまうので、ついついいつものクセで開けっ放しにしてしまいがちですが、日本ではしないように注意が必要です。

世界のトイレ

便座部分が存在しない / イタリア他

欧州には便座がない便器が存在します。日本人にとっては便座があってゆっくりと座れるからこその洋式トイレ。その本場ヨーロッパに何と便座がないなんて。では、どうすれば良いかというと、ご想像の通りまたがって座らないようにして用を足すしかないようです。

おしりを洗浄するウォシュレットが別にある / タイ他

タイやインドなどのアジア圏や、法令で決められているイスラム圏でよく見られるのがこちら。東南アジア辺りを旅した事のある人はご存知かもしれません。一応ウォシュレットの役割を果たしています。しかしご注意を。遠慮を知らないこのウォシュレット、とんでもない威力で襲ってくる事があるので、ゆっくり優しくかけてあげましょう。

トイレットペーパーの品質 / ロシア他

海外旅行に行くと悩まされるのが、トイレットペーパーの硬さ。拭いても拭いてもまったく綺麗になった気がしない程吸収性が悪いようです。あまりの硬さに、特に繊細なお尻をお持ちの方は、切れ痔の用になってしまうこともあるのだとか。近年では、改善されている国も多いですが、ロシアなどはメモ用紙にも使えるほど硬いところもあるんですよ。

便器とロールホルダーとの距離 / マレーシア他

トイレットペーパーは手の届く所にあるのが当たり前ですが、海外では便座から約1.5mも離れた所にトイレットペーパーが設置されている国もあるのだとか。拭きたいのにとれないこのもどかしさ。また、先ほど登場したシャワー付きトイレのでは、そもそも紙がないとこも多く、マレーシアなどは、なんと個室の外にトイレットペーパーがあるところもあるんですよ。

トイレットペーパーを直接流せない / ブラジル他

日本人が旅をして気にしてしまう人が多いであろう、トイレットペーパーを流せない事態。アジアの途上国や南米など多くの地域では配水溝が詰まってしまうため「ペーパーは備え付けのゴミ箱に」という張り紙を良く目にします。しかしこのゴミ箱あけるのにも勇気がいりますよね。実のところ、流してしまった事がある人は反省しましょう。

トイレットペーパーがない / インド他

もっとひどいパターンが紙がないトイレ。旅慣れしている方々は、おおよそ自分でトイレットペーパーを持ち歩いていると思いますが、旅行慣れしてない人はご注意を。海外では公衆トイレはもちろん、安宿などにもトイレットペーパーがないなんてことが多々あります。間違っても自分の手を犠牲にする事のないように気をつけてくださいね。

位置が高すぎる小便器 / オランダ・アフリカ他

男性特有の悩み、小便器の位置がやたら高い!平均身長が高いヨーロッパのトイレでよく見られるようです。先ほどご紹介した、ロールホルダーまでの距離同様、基準が外国製なので、こういった細かいところが、なかなかなダメージですよね。変な意地を張らず、素直に個室の方に入りましょう。

個室すらない / 中国他

もっとも恐ろしいのが仕切りすらない便器!中国で見られるこの形ですが、もう、言葉が出ませんね。こんなところで用を足す恐ろしさはもう説明不要でしょう。逆にお互い用を足しながら会話ができればこれ以上ない友情関係が生まれるかも。じっくり観察するのもアリですね。

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