8月28日(テレビCMの日)

8月28日(はちがつにじゅうはちにち)はグレゴリオ暦で年始から240日目(閏年では241日目)にあたり、年末まであと125日ある。

テレビCMの日

1953年(昭和28年)8月28日、この日に放送開始された民放・日本テレビにて、日本初のテレビCMがオンエアされました。 初めてのテレビCMは、服部時計店(現・セイコーホールディングス株式会社)による正午を告げる時報でした。

日本最初のテレビCM

日本最初のテレビCMは日本テレビの開局日・1953年8月28日正午直前に放映された、精工舎の時報CMである。これはあらかじめフィルムに録画したアニメーションと実写の組み合わせによるCMであったが、スタッフが放送機材の操作に慣れていなかったため、フィルムを裏返しにした状態で放送してしまった。このため時計の画像は左右逆、かつフィルムの場合、映像の左側に音を再生するためのサウンドトラックがあり、フィルムが逆向きになると音が再生されなかったので、音なしの状態で放送された(時報音はフィルムと関係なく挿入されたため正確に出た)。3秒ほどで放送中止となったという定説が長く信じられたが、当時の関係者の証言によりそのまま30秒間放送されたことが明らかになった。同日午後7時の時報は無事に放映された。この7時の時報CMは現存する日本最古のテレビCM映像であり、インターネットで公開されている。

Seiko 日本初のテレビCM

精工舎について
精工舎とは、服部時計店の製造・開発部門として設立された会社群が名乗っていた名前である。いずれも、セイコー本体または、創業家である服部家とその関連会社が大株主であった。

精工舎設立当時、服部時計店は企画・マーケティング・保守サービスを担当し、精工舎は、服部時計店からは独立した製造部門として、研究開発・設計・製造を行っていた。そのような「協業」によってSEIKOブランドの時計は、技術水準を高め、世界的に高い評価を得るに至った。

テレビ番組の放送が54分で終わる理由

民放の収入源であるテレビCMに関係があり、民放規則において、「番組中に流すテレビCMの時間の上限は、合計して『番組放送時間の10%まで』」とある。つまり60分番組だと6分間CMを流すことになる。

イナバの物置のCMの並び順

3大物置メーカーの一つであるイナバ物置といえば、「やっぱりイナバ、100人乗っても大丈夫!」が有名ですが、本当に100人乗っているのかどうか、疑問に思ったことあるのではないでしょうか。

本当に乗っているんです。

テレビCMで物置の上に乗っている「100人」について、座っているポジションが営業成績で決まっているという。

先頭に座っている社長を中心にハッピ姿で並んでいるのは99人の販売代理店の人たちです。

なんと前方から売上成績の良かった順に並んでいるとのことで、上位30名の区分けで色が分けられています。

イナバ物置のCMでおなじみのアレについて

2020年7月度テレビCM放送回数ランキング

2020年7月度の商品別ランキングでは、チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド『スーパー自動車保険』が6月度に引き続き1位となりました。5位のソニー損害保険『ソニー損保の自動車保険』同様、“withコロナ”時代における第三者との接触を避ける移動手段として自動車への注目度の高さによる自動車事故増加の抑止策として放送回数を増加させたと考えられます。また、2位ソフトバンクと3位KDDIの第5世代通信システム5G関連のCMが大きく放映回数を増やしています。ソフトバンクはハリウッドスターのブルース・ウィリスさんをドラえもん役として起用した大胆なキャスティング、auはおなじみの三太郎シリーズの新作で、5Gの魅力を訴求しています。リモート環境化でのコミュニケーションが定着しつつあり、より高速で快適な通信環境が求められる中、今後各社のユーザー争奪戦が展開されることが予想されます。

今回のランキングで注目すべきは、新型コロナウイルスによる「新しい生活様式」への切り替えを表現したクリエイティブです。
前月のランキング外から10位まで順位を上げたリクルートホールディングス『エアペイ』は、店舗でのキャッシャレス対応を促す内容になっており、新型コロナウイルス感染症拡大の防止策として、 非接触決済ができるシステムの導入を店舗側にあらためて提示しているのと思われます。また、19位トリドールホールディングス『丸亀製麺』のお持ち帰り訴求CMや20位出前館の宅配サービスCMのデリバリーサービスは、コロナ禍で定着した生活様式です。
16位ポケモン『ポケンGO』の以前のCMは、外出先での利用の表現が多くみられました。しかし、今回は、7月25・26日に開催された「Pokémon GO Fest 2020」の会場として、自分の部屋・ベランダ・近所の売店など身近な場所がピックアップされていました。コロナ禍で外出できる場所が限られている中でも楽しめる場所は身近にあるということを伝え、マイナスな環境をプラスに変えようというメッセージを企業はテレビCMに込めているのではないでしょうか。

今後、新型コロナウイルス感染症が終息したとしても、人々のライフスタイルや働き方が以前に戻る可能性は低く、同様にテレビCMを含めた企業のコミュニケーション方法も変化をしていくと考えられます。このような変化をテレビCMの表現から検証していきます。

テレビCM放送費目安

地域放送局名CM料金目安(税別)
※15秒1本あたり
北海道エリア札幌テレビ放送・北海道放送・北海道文化放送・北海道テレビ・テレビ北海道40,000円 ~ 65,000円
関東エリア(地上波)日本テレビ・TBSテレビ・フジテレビジョン・テレビ朝日・テレビ東京300,000円 ~ 1,000,000円
(独立局)東京MXテレビ・テレビ神奈川・千葉テレビ・テレビ埼玉・とちぎテレビ・群馬テレビ25,000円 ~ 40,000円
東海エリア(地上波)中京テレビ・中部日本放送・東海テレビ・名古屋テレビ・テレビ愛知15,000円 ~ 25,000円
(独立局)岐阜放送・三重テレビ 40,000円 ~ 250,000円
関西エリア(地上波)読売テレビ・毎日放送・関西テレビ・朝日放送・テレビ大阪40,000円 ~ 250,000円
(独立局)サンテレビ・KBS京都・びわ湖放送・奈良テレビ・テレビ和歌山15,000円 ~ 45,000円
福岡エリア福岡放送・RKB毎日放送・テレビ西日本・九州朝日放送・TVQ九州放送25,000円 ~ 60,000円

気になるテレビCM放映料ですが、『知らないとソンする!価格と儲けのカラクリ』によると、在京キー局のゴールデンタイム(19~22時)のCM放映料は200万円という金額が述べられています。これは単価換算の価格で、実際に全国放送で1クール(3ヶ月)の場合、番組提供スポンサーとしてCMを放映すると、1億を軽く超える金額になるとのこと。視聴率が低い深夜早朝といった時間帯においても、15秒のスポットCM1回で40万円。実際には1回だけではなく複数回の契約になるので、それなりの金額になるでしょう。

●テレビ局の放映利権

 前掲書に示されている例示から、1時間番組でスポンサーが支払った金額からの内訳を具体的にみていきましょう。

・企業/スポンサー料:1億円
 → 広告代理店/手数料(15%):1500万円
 → テレビ局/放映料(53%)、スタジオ経費(23%):7600万円
 → 番組制作会社/VTR制作料(9%):900万円

 広告スポンサー1億円に対して、5300万円が放映料としてテレビ局の懐に入ることから、テレビ局の大きな収益は放映料という電波利権であることがよくわかります。民放キー局は、総務省から安価な電波利用料で認可された独占的な電波利用権によって、大きな収益をあげているといってよいでしょう。

●放映料に加えて高額になるCM制作費

 広告主である企業が支払うのは、放映料だけでなくCM制作料に及びます。

 一般人をターゲットにした広告の効果を上げるためには、視聴率のよい番組提供とその時間帯であることが必須となります。ある程度のクオリティと効果を狙って、全国放送30秒CMを制作する場合、少なくとも2000~3000万円は必要で、知名度のあるタレントを起用するとさらに数千万円アドオンされることになります。それなりのタレントを起用した大企業のCMは少なくとも制作費だけで億を超えることが少なくないのです。

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