ホタテの日(毎月18日)

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ホタテの日が毎月18日となったのは、ホタテのホという字を2つに分けると「十八」になることから由来です。

もともとホタテの日は、ホタテの旬の時期が6月であることや、陸奥湾の「むつ」を六つと読む語呂合わせから6月18日が記念日でした。

しかし後に、毎月の記念日として拡大していきました。

また、前述した通りホタテにはさまざまな健康効果があり、例えばアルコールなどによって疲労した肝臓の回復や、コレステロールを抑制、更に肝機能を高める効果があります。

その他にも血液サラサラの効果や眼精疲労の回復も期待できます。

ホタテは、昔は、他の言い方もあった

帆立(ホタテ)は、昔の書物を見ると、「車渠(しゃきょ)」「海扇(かいせん)」などとも書かれていたようです。

「ホタテ」の学名とは?名前の由来は?

1854年、ペリーが黒船で来航したときに函館からアメリカへ持ち帰り、1856年にアメリカ人のJayによって命名されました。ラテン語でpatino は「皿」、pecten は「櫛」、yessoensisは「蝦夷の」、つまり「蝦夷産の櫛(くし)のある皿」という意味です。ホタテガイの貝殻の表面にある条肋を櫛の歯になぞらえたものです。

ホタテの名前の由来とは?

ホタテの名前の由来は、和漢三才図会(1716年、寺島良安編)によると、「その殻、上の一片は扁(ひらた)くして蓋のごとく、蚶(あかがい)、蛤(はまぐり)の輩と同じからず、大なるもの径1~2尺(30~60cm)、数百群行し、口を開いて一の殻は舟のごとく一の殻は帆のごとくにし、風にのって走る。故に帆立蛤と名づく。」という記載があります。

この為、昔の人は、ホタテ貝は、殻の1片を帆のように立てて、水中を走っていたと考えられていたようです。もちろん、これは正しくはありませんが、そう思われていたので、「帆立(ホタテ)」と言った字が書かれるようになったと思います。

ホタテの栄養成分

具体的な、ホタテの栄養成分としては、

  • 水分
  • タンパク質
  • 脂質
  • 炭水化物
  • 灰分
  • カルシウム
  • リン
  • ナトリウム
  • カリウム
  • βカロテン
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ナイアシン
  • ビタミンC
  • 塩分

更に、近年、ホタテガイには制ガン作用のある糖タンパク質が含まれていることが明らかになり、この物質は生体の免疫細胞を活性化させる働きを持つとされています。従来の制ガン剤のように直接ガン細胞を攻撃するわけではないため、他のリンパ細胞や骨髄細胞等大切な細胞まで破壊する危険を伴うことなく生体自身の免疫力を高めることによってガン細胞の増殖を抑制できる可能性を示しており、今後の研究によって制ガン剤としての実用化が期待されています。

ホタテに期待できる健康の効能とは?

ビタミンB1

ビタミンB1は、「神経と心臓のビタミン」とも言われ、神経や心臓に影響が大きなビタミンと言われています。

タウリン

タウリンは、脳や目の発達を助ける働きが期待できます。また、コレステロール(LDLコレステロール、悪玉コレステロール)を減らす効果によって、血圧を下げる働きも期待できます。また、タウリンは、滋養強壮ドリンクにも含まれているので、元気を出したい時にも良さそうですね。

ホタテのコレステロールへの作用

ホタテには、「コレステロールを下げる」効果が期待できるタウリンが含まれています。

タンパク質

ホタテ貝に含まれるタンパク質は、「プロテインスコア66」なので、蛋白価は、あまり高くはありません。ただし、ホタテは、低脂肪食品なので、消化がよく動脈硬化防止にもつながる健康食品とも言われています。

ガン予防も期待できる!?

青森県産業技術センターの研究によると、ホタテに含まれるグリコーゲンという成分は、ガンを抑制することが発見されているようです。

鉄分

ホタテには、100g当たり、2.2mgの鉄分が含まれています。鉄分不足が気になる人にもお勧めです。

ホタテのウロ(黒い部分)は、食べれるの?

ホタテは、ほとんどの部分は、食べることができます。しかし、ウロと言われる黒い部分である「中腸腺」は、食べれないので、取り除く必要があります。

なぜ、ウロは食べれないのか?

ホタテのウロは、貝毒が集中する部分です。ウロ以外の部分は、全然影響がないので、ウロを取り除けば安心です。

ホタテの「ウロ」を食べた場合は?

基本的に、ホタテの「ウロ」は、貝毒があるので食べてはいけません。しかし、誤って食べてしまった場合は、注意が必要です。心配な場合は、かかりつけの医師に相談しましょう。

貝毒の症状とは?

貝毒には、「下痢性貝毒」「まひ性貝毒」などがあるようです。基本的に、「下痢」「嘔吐」「マヒ」などが出やすい症状のようです。何かしら体に異変を感じたらスグに医師に相談しましょう。

「ウロ」は、加熱しても食べてはいけない!?

ホタテのウロは、毒性が強いので、季節や調理法に関わらず、食べてはいけないようです。

基本的には大丈夫という意見も!?

ホタテは、水揚げする時に自治体がモニタリングの検査をしています。実際に、稀にホタテの水揚げが一時的に中止されることがあるのは、ウロの部分に貝毒が集中している場合です。この為、健康な成人が、市場に出回っているホタテ貝のウロを誤って少し食べたとしても、スグに下痢や嘔吐、マヒになるとは限りませんが、心配である場合は、医師に検査してもらいましょう。

あのヒモに目玉が80個もついている

ホタテに目があるということ自体驚きだが、その目の位置はなんとあの「ヒモ」の上。刺身状態になったホタテをよく観察すると、黄色がかった白いヒモの上に、小さな黒い点々が散らばっていることに気がつくだろう。それがホタテの目なのである。

ヒモの正式名称は「外套膜(がいとうまく)」といい、その上に平均で80個ほど目が点在している。

水中で殻を開けているホタテを見たことがある人は少ないと思うのだが、見ないままの方が幸せかも? というくらい、ちゃんと「目玉」をしている。至近距離では青っぽかったり赤っぽかったりするらしい。

人間をはじめ多くの生き物の目は水晶体というレンズで光を集める構造になっているが、ホタテの目は特別製だ。非常に複雑な視覚システムを駆使し、鏡を使って光を集めている。

しかも20〜30枚の鏡のようなタイルが重なって光を集めるそうで、そのシステムはアメリカ航空宇宙局(NASA)が中心となって開発している赤外線観測用宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」と酷似しているんだとか!

それが、ひとつのホタテのヒモに60〜120個は密集している。おまけにホタテの目の視野角度は100度。ありえないほど広範囲に、光をかき集めていることになる。

脳みそが無いせいでせっかくの情報を活かしきれていない?

ホタテの目の構造が非常に高度なことは昔から知られていたが、最近の研究で実はその視覚を活かしきれていないことが判明した。

そう、ホタテには高度な情報処理をする脳みそが無いのだ。「遠位像」・「至近像」を見分ける能力もあるらしいのに、まったく活かされていない。

ホタテは発達した貝柱のおかげでスイスイと水中を移動するが、そのぶん隙が多くなる。そのため、視覚を「光の感知」に総動員している。

ホタテのいる深い海底にも届く青と緑の光の波長を捉え、光がかげる=外敵の接近とみなして殻を閉じるというわけだ。この間、ホタテは青と緑の「2種類の視野を同時に見ている」という。

せっかくすごいことをしているその割に、脳筋のせいで(失礼)活かしきれていないとは…。そして、なぜ目の数が80個も必要なのか、視野が100度もあるのかはいまだに不明なままなのである。

2016-06-18 ホタテの稚貝 飼育

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