手洗いの日(1月15日)

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ヘアケア製品・化粧品・洗剤・衛生用品の製造を行い、アメリカ合衆国オハイオ州に本拠を置くP&G(プロクター・アンド・ギャンブル)が制定。

手が5本指であることから、「い(1)い(1)て(5)」の語呂合わせ。10月15日はユニセフなどが制定した「世界手洗いの日」。

ちょうど、1月15日というと、インフルエンザなどが流行する時期とも重なり、インフルエンザ予防に手洗いをということで、ぴったりな時期になっています。

手洗いの重要さ

人が罹患する要因の多くは、手に付着した病原微生物(細菌・ウイルス等)が物品に付着し、そこからまた手を介して鼻や口、目から体内に入ることです。多くの病原微生物は、電車のつり革・手すり・エレベーターボタン・ドアノブを介して手から手へと拡がり、それが感染拡大のきっかけとなります。
つまり、手は見た目に汚れていなくても病原性微生物が付着している可能性があるため、石けんと流水を用いてきれいに洗い流す習慣をつけることが、感染対策の基本であり、最も重要な手段といえるのです。

手洗いには、衛生のレベルに合わせて3段階の手洗い方法

日常的手洗い

食事前やトイレに行った後等に行う手洗いで、水で汚れを洗い流すレベルの手洗いです。

衛生学的手洗い

汚れだけではなく菌の除去を目的とした手洗いで、汚れのほか通過菌を除去するために行われます。
通過菌とは、皮膚表層に定着している通常は人の体表には存在しない微生物で感染の原因にもなるものです。

手術的手洗い

手術時感染予防のために行われる手洗いです。

衛生学的手洗いの方法

衛生学手洗いには、石鹸と流水に行う手洗い方法と、速乾性アルコール消毒薬を使った手指消毒法の2つの方法があります。
見た目汚れや汚染がない場合は、速乾性アルコール消毒による消毒法が良いとされています。なぜならば、石鹸と流水による手洗いに比べると、高い消毒効果が期待できるからです。
もし、見た目に汚れや汚染がある場合は、石鹸と流水による手洗い法が適しています。ノロウイルスなどもエンベロープをもたないウイルスなのでアルコールがあまり効果がないことから、この石鹸と流水による手洗いのほうが適しています。

手洗いで注意したい部位とは

普通に手洗いをしていると、洗い残してしまいがちな部分があります。
それは爪・指先・指間・親指の手の甲側です。洗い残しのないように注意しましょう。

雑学

手洗いで、アタマもココロもスッキリ!

手についた汚れやバイ菌を洗い流すための手洗い。実は、アタマやココロの中のモヤモヤまで、スッキリ洗い流していたんだよ。科学雑誌「サイエンス」で、「難しい選択を行ったあとに手を洗えば、頭の中に残る迷いを振り払える」という最新の研究が発表されたんだ。なるほど、手洗いって奥が深いね!

石けんのはじまり

5,000年前のある日、獣の肉を食べていたら…
紀元前3,000年代。獣の肉を焼いて食べていたところ、したたり落ちる脂と木の灰から自然と石けんができあがったよ。その石けんが土にしみこみ、手についた土を洗おうとしたら、泡立つことに気づいたんだって。それが石けんの始まりとされているんだ。

みたらし団子の由来は「手洗い」って、ホント?!

みんな大好き、みたらし団子。漢字では「御手洗団子」と書くんだよ。実は「手洗い」というのは、もともと神社にお参りする人の手や口をきよめる場所の名前。京都・下鴨神社の境内にある御手洗池は、7月の土用の丑の日に足を浸けると疫病がはらわれるという言い伝えがあって、たくさんの人がお参りに来たんだって。そのとき、神社の境内の中で串団子を売る店が出始め、名物になって、「御手洗団子」と呼ばれるようになったんだよ。

「手洗い」がなまったら、「たらい」になっちゃった

物を洗うときに使う「たらい」。実は「手洗い」がなまって生まれた言葉なんだって。昔「たらい」は、顔や手足を洗うためにも使われていて、そこから「手洗い」が転じて「たらい」となったとも言われているよ。

トイレの水を流すと…

米国ハーバード大学が行った研究では、水洗トイレを流すと「約2メートルの範囲」で空中に便器内の粒子が舞い上がるそう。
ユニットバスのトイレの水を流すと、横の洗面台に置いてある物(タオルや蛇口、歯ブラシやうがい用のコップ等々…)に付着する。
これにより、ノロウィルス等の病原菌に感染するリスクがある。

対策としては、水を流す前にトイレにフタをし、歯ブラシ等は扉付きの棚にしまっておくとよい。

キッチンはトイレより汚い可能性が!

キッチンにはトイレよりも大量の雑菌が繁殖していると言われている。
食べ物の残りかすに雑菌が繁殖しやすいためだ。
高温のお湯やキッチン用アルコールでしっかりと除菌をすることが大切。

また、レストランのメニュー表やテーブルの上に常備している調味料はたくさんの人が触れる為トイレのシートよりも多い雑菌や最近が潜んでいる可能性がある。

ペットボトルのちょい飲みは危険!

ペットボトルに記載されている消費期限(賞味期限)はキャップを開けていない状態での保存期限であり、キャップを開けた後のものではない。

容器に直接口をつけて飲むと唾液や口の中のものが入り、大腸菌が発生し細菌がアッという間に繁殖する。
高温で雑菌が増殖しやすい暑い夏は特に危険!スポーツドリンクや清涼飲料水はもっと増殖性が高いと言われている。
開封した後はなるべく早く飲みきる事。

家の中で菌が多い場所は?

トイレブラシには8億4000万個の細菌が!

菌と聞いて、まず思い浮かぶのはやはりトイレでしょう。最も汚いのは便座や壁、ドアノブあたりではないかと推測されますが、じつはそれ以上に“危険”なのがトイレブラシ。北里環境科学センターが発表したところによると、家庭で使用されている受け皿付きトイレブラシには1本あたり72万~8億4000万個の細菌が付着しているとか。ちなみにこの数値、下水道と同等の汚染レベルなのだそうです。

お風呂の「追い炊き配管内の残湯」には菌がいっぱい

次はお風呂。トイレに比べると清潔な印象はありますが、じつはここも菌の温床。株式会社スキップキッズ衛生微生物研究センターが15の一般家庭を対象に行った調査によれば、半数以上の家庭のお風呂から100mlあたり1万~100万個の雑菌が検出されたそう(※3人または4人家族全員が普段通りにお風呂に入った後にお湯を抜き、翌日、浴槽の給湯口から出てきた最初のお湯を100ml採取し計測)。なお、雑菌の数は古い家ほど多く検出され、3日間お湯はりをしないと追いだき配管の中の雑菌は約50倍~450倍に増殖したとも報告されています。仮に細菌数100万×450倍とすると4億5000万個。トイレに負けず劣らず汚いですね。

ちなみに、お風呂といえば「バスタオル」の雑菌も気になるところ。バスタオルは一回体を拭くと雑菌だらけになるなどとよく言いますが、あまり気にせず何日間も使い続けている人も多いと思います。しかしながら、1週間使い続けたバスタオルは「排水溝の菌数レベル」にまで達するなんて話もあるようなので、やはりこちらも毎日洗うにこしたことはないでしょう。

じつは最恐? キッチンこそ雑菌の温床

じつはトイレよりもお風呂よりも、家の中で最も菌が多い場所といわれるのがキッチン。特に夏場のキッチンにおける「まな板」や「台ふき」には、恐ろしいほどの細菌が付着しているようです。衛生微生物研究センターの調査では、牛肉をスライスした直後のまな板には10c㎡あたり2万4000個の雑菌が付着。清潔な台ふきでまな板を拭いた後でも630個の雑菌が残留したとか。
また、まな板を拭いた台ふきを常温で10時間放置したところ雑菌の数は約6800倍の2400万個に増殖していたといいます。これほどまでに菌まみれの台ふきでシンクやお皿を掃除してしまったら、かえって菌を塗り付けているようなものかもしれません。
なお、英国衛生委員会の別の調査では、調査対象の台所の14%の蛇口から大腸菌が検出されたとの報告も。これはトイレのレバーの倍以上にあたるとのことです。

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