賞味期限

「賞味期限」は、定められた方法に従って保存した場合に、その食品に期待されるすべての品質を十分保っていると認められる期限のことをいいます。つまり、加工食品について、期限内であれば、おいしく食べられることを保証する期限のことです。

「消費期限」とは、定められた方法において保存した場合において、品質が劣化しやすく速やかに消費すべき食品(製造または加工後、およそ5日以内で品質が劣化するもの)について、腐敗・変敗などの劣化に伴う衛生上の危害が発生するおそれがないと認められる期限のことをいいます。

意外と知らない?賞味期限がない物

アイスクリーム

アイスクリーム類は、-18度以下での冷凍保存の状態においては微生物は増殖しないこともあり、品質劣化が極めて小さく、安定している食品ということで賞味期限の設定がされておりません。

昆布

昆布は本当は賞味期限というのはないのです。
但し、現在の法律上、袋詰めにして販売をすると賞味期限をつけなければならないので、賞味期限をつけています。

但し、長期保存の場合、保存方法に注意が必要で、密封された容器等に入れて涼しい場所で保管するか、冷凍庫や冷蔵庫で保管することが望ましいとのこと。

はちみつ

はちみつは強い殺菌力をもっており、保存食の代表的なもので、古くなったものを食べても心配はありません。
賞味期限は風味をおいしく味わっていただく意味から販売者個々の判断で充てん後1~3年をめどに決定しています。

ガム

原料も経時的に安定した物質を使用しており、水分も極めて少ない商品です。また、包装も密封性が高く、常温にて保管した場合、長期間全く品質に変化がないことから賞味期限を表示していません。

なお、特定保健用食品であるガムについては、賞味期限の表示が義務付けられている。

梅干し

昔ながらの製法で作った「本物の梅干し」は、「常温で保存しても腐らない(消費期限は無し)」

塩分を控えめにした梅干しの加工品は賞味期限があるようです。

約150年前の梅干しの価格=¥380,000

1862年(文久元年)頃に作られた梅干しです。
1862年と言えば、アメリカでは南北戦争をしていた頃で、森鴎外や新渡戸稲造(にとべ いなぞう)が生誕した年になります。また、囲碁の本因坊秀作(ほんいんぼう しゅうさく)が亡くなった年です。このように長い年月の経った梅干しは、普通なかなか市場には出回らないものかと思います。約150年と、途方もない年月を経過したものですが、食してもお腹を壊すことはありませんでした。逆に漬け込み時に塩が水分を奪った物が長期熟成されて、旨みが濃縮された味になってます。

ウイスキー

ウイスキーは蒸溜をしたアルコール度数の高いお酒です。
そのため保存状態がよく未開栓であれば、長期間安定した品質を保つことができ、その差に気付くほどの変化はありません。

ウイスキー水割缶も同様。
ただしワインとは違い、瓶詰め後は瓶内で熟成しないのでそれ以上美味しくなることはないらしい。

現存する世界最古のウイスキー と言われるOld Vatted Glenlivet 1862(オールド・ヴァテッド・グレンリヴェット1862)が、今週14日にポーランドのワルシャワで開封されたそうです。 1862年って155年前です。

超高額ウイスキー:ザ・マッカラン64 in ラリック シール・ペルデュ

オークションで約3864万円の高級ウイスキー
ウイスキー好きなら知らない人は居ないといっても過言ではないマッカラン。シングルモルトウイスキーのロールスロイスとも異名を取る際高品質のウイスキーで、非常に優雅でスムースな飲み口と香りを誇る、まさに一級品のウイスキーです。

過去に一度もボトリングされる事の無かった非常に貴重な64年物のマッカランと、フランスの高級ブランドであるラリックが誇るシール・ペルデュ技法で制作したボトル。この二つを合わせた世界に一本だけのデカンタという、まさに飲む芸術と言える一本。

泡盛

泡盛はアルコール度数が高く、それ自体に殺菌作用があるためです。
また蒸留酒なので雑菌が増える栄養素が少なく、そのために泡盛は保存性があります。

貯蔵期間の長いものほど香味豊かで、まろやかになるらしい。

古酒(こしゅ、クース)

沖縄に実在していた100年、200年といった古酒は、第二次世界大戦の戦禍によりそのほとんどが失われています。 現在、沖縄で公表されている中で、最も古いと思われる泡盛は、私たち識名酒造にある先々代の時代より受け継がれてきた約150年物の古酒と言われております。 沖縄最古の泡盛。

砂糖

上白糖、グラニュ糖、三温糖、さとうきび一番糖などのお砂糖は長期保存しても変質することのない長期間保存が可能な食品なので、賞味期限がありません。

黒砂糖も賞味期限はないが色や、風味が変化することがあるので早めに使った方がいいそうです。

塩は時間の経過による品質の変化が極めて少ない食品ですので、賞味期限を設定していないのです。

保管は、高温多湿の場所を避け、また、臭いの強いものの近くには置かないほうがいいらしい。

伯方の塩

伯方の塩の原料はメキシコとオーストラリアから輸入していることがわかった。この場合の原料とは「天日海塩」。つまり、海水を日に干して作った塩のことである。

これだけ聞くと、海外の塩をそのまま袋に詰めて売っているの? と思ってしまうが、そうではない。伯方の塩の製造過程ではこの天日海塩を日本の海水で溶かしてから、再び塩として結晶化させるそうだ。

筆者は専門家ではないので、塩を海水で溶かして再び塩にするという過程にどんな意味があるのかはわからない。この製法になったのには理由があるらしい。詳しくは以下のとおり

伯方の塩ができるまで

日本の塩作りは本来、海水を蒸発させて塩分を抽出させる方法で行われていた。しかし、海水を蒸発させるために火を使うと莫大なエネルギーを必要とする。

そこで考案されたのが、いわゆる「塩田」だ。太陽の力を借りて自然に蒸発させる方法である。

伯方島も1806年から塩田を開発していたそうだ。だが、時代が変化していくと塩田での製造は非効率ということになり、化学工業的に塩を作りましょうという政策が行われた。それが1971年の「塩業近代化臨時措置法」である。

この政策によって従来の塩田で塩を製造することは許されなくなった。ただし、従来の方法でやりたいという人たちも大勢いたようだ。

そこで従来の方法で製塩する条件として提示されたのが、当時から輸入されていた「メキシコ・オーストラリア産の原塩(天日海塩)」を使うこと。そうして誕生したのが「伯方の塩」だ!

現在ではメキシコ・オーストラリア以外の原塩を使っても大丈夫とのこと。しかし、製造元の伯方塩業は品質と安定供給のために今でも輸入産地を変えずに作っている。

ちなみに、原料の塩は海外産でも、いったん日本の海水に溶かしていることから「原産国は日本」になるそうだ。ややこしい…。すでに伯方の塩を好んで使っている人は安心の国産塩としてこれからも愛用していこう。

賞味期限を過ぎた食べ物は、いつまでなら大丈夫?

冷凍食品は腐らないが、賞味期限は約1年

冷凍食品の賞味期限は1年位を限度に考えられています。
冷凍された食品は腐るということがない為、見た目に変化はありません。

しかし水分が飛んでしまうため、冷凍焼けというパサパサな状態になります。
おいしい状態を保つには、完全に殺菌・密閉された容器を使用し、
水分活性を下げて微生物が繁殖しないよう保存すると良いそうです。

バターは1年経つと風味が落ちる

バターの賞味期限は、開封前で冷蔵して約6ヵ月、
開封後は2週間程度と言われます。
時間が経つと、酸化でなく乾燥による変色が見られます。

1年位は健康被害なく食べられる例もあるようですが、風味が落ちてしまいます。
また、バターは冷凍だと開封前で約1年保存が利くのでお勧めです。

卵は保存温度によって賞味期限が変わる

卵の賞味期限は、生食できる期限として表示されています。
また卵は保存温度によって賞味期限が変わり、10℃で57日保存可能です。

ちなみに9ヶ月の卵を食べたという人の体験談によれば、中身は乾燥して半分以下になっていたものの、食べても問題はなかったそうです。

また、冷蔵庫で2年過ぎた卵を振るとカラカラと固いものが転がる音がして、軽く冷蔵庫のような異臭がするものの、外見は変わらなかったとのことです。
卵の殻って想像以上に高性能のシェルターだったんですね。

キムチはカビがなければ食べられる

キムチはヨーグルト同様、乳酸発酵している食品です。
製造年月日後10日ほど経った頃が食べごろだと言われています。

製造者によって賞味期限は3週間程とされていますが、発酵が進むと酸味が強くなり、乳酸菌が豊富な状態と言えます。

更に時間が経つと、さすがのキムチも腐り、カビが生えてきます。
基本的にカビがなければ食べられるようですが、腐敗臭がしたら食べるのを控えましょう。

ヨーグルトは2週間過ぎても食べられる

ヨーグルトは、工場出荷後も乳酸菌が乳糖の分解を続ける生きた食品です。
味と栄養が損なわれず、適度な乳糖が残っている期間が賞味期限です。

また、開封後は乳酸菌が死に、空気中の雑菌が繁殖するので注意しましょう。
以前放映されたテレビによると、賞味期限を2週間過ぎても食べられるようでした。
酸味が増し、乾燥して固まりができますが、見た目にも問題はありません。

納豆は賞味期限を過ぎるとアンモニア臭がする

納豆の賞味期限は、アンモニア臭が発生しない時期とされています。
期限を2週間ほど過ぎた、アンモニア臭がする納豆を好む人もいるようで、風味は落ちますが、健康面に問題は無いようです。

腐るとツンとする臭いや、焦げたような臭いが発生します。
見た目には、茶色っぽくドロッと水っぽくなったり、糸を引かなくなったりします。

食感はシャリシャリとした砂を噛んだようで、苦味がでてきます。
さらに日がたつと表面に白い粒々したアミノ酸の結晶が表れてきます。

缶詰は10年以上経っても形が崩れない

缶詰の賞味期限はジュースで9ヶ月、ジャムで1年、ツナ缶で3年とされています。
先日、日本缶詰協会保管の賞味期限切れ缶の、味見実験記事を読みました。

13年前のハッシュドビーフ缶はチーズ風な匂い、ちょっと嫌な感じだそうです。
また果敢にも挑んだ25年物さけ缶は、金色の塗装が少しはがれた外観。

漂う匂いからして危険で、口に含んですぐうがいが必要だったようです。
味はともかく、何十年経っても食品の形状を保てる缶、凄いと思いませんか?

レトルト食品は賞味期限が切れて数年経つとダメ

軽量・コンパクト・3年長期保存可能な、非常食にも適したレトルト食品。
賞味期限切れ4年経過のものを食べた人の体験談によると、ソースの匂い自体は問題無いのですが、野菜は原型を留めない模様です。

微妙な不快さを感じる味で、食後二時間も経たずトイレ行きになったそうです。
保存性が高い言えど健康を害する場合もあるので、期限が切れたものはむやみに食べないに越したことは無いですね。

水道水は冷蔵庫で1週間、ミネラルウォーターは2ヵ月経っても問題なし

水道水の賞味期限は冷蔵庫保管で1週間程度です。
消毒などを行って雑菌が付いていない容器に煮沸しない水道水を注ぎ、黒いビニール袋やダンボールなどで、光を当てず暗い状態にすれば、3ヶ月程度は保存できます。

ちなみに、賞味期限2ヶ月後のミネラルウォーターを飲んでも問題ない様です。
無味無臭の水が腐ると、濁りがあったり変な臭いや味がしたりします。
専門家の話によると、水は流れている状態、振動した状態なら腐らないそうです。

ビールは賞味期限を過ぎると酵母の死骸で濁る

本来のおいしさを味わうためのリミットとして、ビールの賞味期限は製造から9ヵ月とされています。
期限が切れた直後から酸化が進んだり、すぐお腹をこわすということはありません。

しかし、長く保存すると酸化が進むことで異臭がしたり色が変色したりします。
賞味期限切れのビールは酵母の死骸が舞って濁っているので、オリを沈めた上で上澄みを少しづつ飲んでみましょう。

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