食べ物の由来

かっぱ巻きの由来

巻き寿司の定番ともいえる、かっぱ巻き。ご存知のとおりきゅうりののり巻きだけど、どうしてきゅうり巻きじゃなくてかっぱ巻きって呼ばれているんだろう。

かっぱ巻きの由来には、有力な説が二つあるんだ。ひとつは、きゅうりがかっぱの大好物であるということから。もうひとつは、河童を上から見た様子と、かっぱ巻きの断面が似ているから、という説。確かに、かっぱの頭のお皿の部分と、似ていると言えないこともないね。

ちなみに、きゅうりを「かっぱ」と呼ぶ例としては、富士河口湖町のB級グルメ「かっぱめし」というものもあるんだよ。

饅頭の語源由来

饅頭というと、日本ではあんこが入った甘いお菓子のことをさすよね。でも、饅頭発祥の地である中国では、肉まんのように肉などが入ったものも、饅頭と呼ばれているんだ。

そもそも饅頭が生まれたのは、中国の三国志の時代。瀘水の川がたびたび氾濫を起こしていて、人々はこれを死んだ人のたたりと考えた。そこで、人の首を神様に供える、人身御供が行われるようになったんだ。それを知った諸葛孔明が、人身御供をやめさせようと考えたのが、饅頭だったんだって。饅頭に「頭」という漢字が使われているのも、最初は人の頭を模して作られたからなんだね。

アンデスメロンの名前の由来

スーパーなどでよく見かけるアンデスメロン。この名前の由来を知ってるかな?アンデス地方で作られるメロン?アンデス地方原産のメロン?驚く事に、アンデスメロンはアンデス地方とは全く関係ないんだ。

本当の由来は「安心ですメロン」。アンデスメロンは改良により病気に強いという性質があるため、作って安心、売って安心、買って安心、という意味を込めて「安心ですメロン」として売り出す予定だったんだって。

ところが、見ての通りちょっと野暮ったいということで、略して「アンデスメロン」という商品名になったんだ。後づけかもしれないけど、メロンは芯を食べない事から、名前からも「心(しん)」をとった、という説もあるんだよ。

すき焼きの語源由来

日本の冬のごちそうと言えば、やっぱりすき焼きだよね。その「すき焼き」の語源が、意外なところにあるのを知ってるかな?

すき焼きの「すき」は、農作業に使う「鋤(すき)」なんだ。江戸時代の農民が、鋤の金属の部分に食材を乗せて焼いて食べた事から「すき焼き」という言葉が生まれたんだ。農具で料理をしちゃうなんて、ちょっとびっくりだよね。

実は昔の日本では、肉を食べる事はあまりよく思われていなかったんだ。そのため、台所ではなく隠れた場所で、農具を使って調理したんじゃないかと言われているんだよ。すき焼きが今のような形になったのは、肉を食べるのが一般的になった明治の頃からなんだって。

おでんの由来

冬になると必ず食べたくなるおでん。この「おでん」という名前、よく考えるとなんとも不思議な名前だよね。「お」が接頭語だとすると、「でん」って何だろう…?実はこれ、田楽の「でん」なんだ。

今ではいろんな具を入れて楽しむおでんだけど、豆腐に味噌を塗って焼いた「豆腐田楽」がおでんの原型と言われているんだ。おでんの「でん」はここから来ているんだね。

この焼き田楽が、味噌で煮込む作り方に変わり、具もだしも変化を経て、今のおでんにたどり着いたんだ。今では田楽とは似ても似つかない形になっているけど、人々に愛されるという点では、今も昔も変わりないのかもしれないね。

大学芋の名前の由来

揚げたさつま芋に、甘辛いタレをからめた「大学芋」は、子どもから大人まで、みんな大好きな味だよね。でもどうして、名前に「大学」ってつくんだろう。これには二つの説があるんだ。

一つは、大学芋の発祥が東京の神田辺りだったことから。この辺りには大学が多く、大学生の間で人気になり、「大学芋」という名前がついたと言われているんだ。

もう一つは、大学生が自分の食費を稼ぐために、大学芋を売ったのが始まり、という説。大学芋が生まれた昭和初期は、不況のせいで学費の支払いに困る学生も多かったんだって。確かに大学芋の材料はとても安いから、学生が売るのにぴったりだったかもしれないね。

唐揚げの由来

子供から大人まで、みんなが大好きなおかず、唐揚げ。名前に「唐」とつくくらいだから、中国から伝わった料理だと思っている人も多いんじゃないかな。確かに、中国から伝わった料理の中に「唐揚」というものがあるんだけど、これは厚揚げの煮物のようなもので、現在の唐揚げとは似ても似つかないものなんだ。

一方で、明治に入ってから日本独自の料理として「空揚げ」というものが生まれたんだ。これは衣をあまりつけずに野菜や魚、肉などを揚げたもので、衣が空だから「空揚げ」と呼ばれたんだって。

このことから、現在一般的に食べられている唐揚げは、実は「空揚げ」に近いもので、NHKなどの放送用語では、表記が「空揚げ」に統一されているんだ。ただ、最近は「唐揚げ」という表記の方が一般的になっていて、「唐揚げ」に変更しようという動きもあるんだって。

竜田揚げの語源由来

鶏肉を揚げた「竜田揚げ」という料理があるけど、から揚げとどう違うか知ってる?その違いは下味にあるらしい。から揚げは下味を軽くつけるのに対し、竜田揚げはみりんや醤油でしっかり味をつけてから揚げるんだ。

では、この「竜田揚げ」の語源はというと、奈良県の北西部を流れる竜田川にあるんだ。竜田川は紅葉の名所で、百人一首にも竜田川を詠ったものがあるくらい、美しいところなんだって。竜田揚げは、衣の白い部分と、肉の茶色い部分がまだらのように見えるよね。これを竜田川の紅葉に例えたのが、「竜田揚げ」の名前の由来なんだって。

肉じゃがの由来

日本の家庭料理の定番といえば、やっぱり肉じゃがだよね。でもこの肉じゃが、もともとはある料理の失敗作だって、知ってた?

それは明治時代のこと。イギリスに留学していた東郷平八郎が、留学先で食べたビーフシチューの味が忘れられず、日本に帰ってから部下にビーフシチューを作らせたんだ。ところが当時は、材料のデミグラスソースやワインなんて簡単には手に入らない。それにレシピもわからず、身近な材料と、平八郎の話を元に作ったのが、肉じゃがだったんだ。

もちろんこれは、ビーフシチューとは似ても似つかない失敗作。でも、これを食べた人たちの間でおいしいと評判になり、昭和に入るころにはすっかり家庭料理に定着した、というわけなんだ。

福神漬けの名前の由来

カレーライスに欠かせない名脇役と言えば、らっきょうともう一つ、福神漬けだよね。でも「福の神を漬ける」なんて、とっても縁起の良さそうな名前だけど、どうしてそんな名前がついたんだろう。

福神漬けが生まれたのは、明治時代のこと。もともとは一般名称ではなく、商品名として使われた名前だったんだ。たくさんの種類の野菜を使って作ることから、七福神に例えて「福神漬け」と名付けたそうだよ。福神漬けを考案したお店が上野の弁財天像の近くにあったことも、理由の一つと言われているんだ。

さらにもう一つ、福神漬けがあればおかずがなくてもご飯が進むことから、福神漬けで食費が節約できる。それを福の神に例えた、なんて説もあるんだよ。

みたらし団子の語源由来

串に刺さったお団子に、甘辛いたれがかかったみたらし団子。漢字では「御手洗団子」って書くって、知ってた?「御手洗」というとトイレのことだよね。どうしてこんな名前が付けられたんだろう。

実は「御手洗」というのはもともと、神社で手を洗ったりする場所のことを指すんだ。「御手洗団子」が生まれたのは、京都の下賀茂神社の御手洗池でのこと。鎌倉時代に後醍醐天皇がこの神社で手を洗おうとしたところ、小さな泡が一つ浮かんできたんだ。少し間を置いて、さらに四つの泡が浮かんできた。そこから、串に五つの団子を指したものを「御手洗団子」として食べるようになったらしいよ。

かっぱえびせんの由来

1964年の誕生以来、超ロングセラーのお菓子「かっぱえびせん」。なぜ「かっぱ」という名前がついているのか、不思議に思ったことはない?

かっぱえびせんの前身は、1955年に発売された「かっぱあられ」。パッケージに、その頃流行していた「かっぱ天国」という漫画のキャラクターが描かれていたため、商品名にもかっぱという名前が使われたんだ。

その後、材料を米から小麦粉に変更したかっぱえびせんが発売になり、パッケージも海老の絵に変わったんだけど、すでに親しまれていた「かっぱ」の商品名はそのまま残したというわけなんだ。

ちんすこうの名前の由来

沖縄土産の定番とも言える「ちんすこう」。沖縄の言葉は沖縄以外の人には通じないものも多いけど、「ちんすこう」もまた、意味が分からない言葉のひとつじゃないかな。

「すこう」というのは、沖縄の言葉で「お菓子」を意味するんだって。一方「ちん」の意味には二つの説があるんだ。一つは「珍」をあらわしているという説。これは沖縄以外の人にも分かりやすいよね。もう一つは「金」から来ていると言う説。

ちんすこうは、もともと琉球王朝の貴族しか食べる事ができない、高級なお菓子だったんだ。そこから「珍しいお菓子」「高価なお菓子」という事で「ちんすこう」という名前が生まれたんだ。そういう意味では、どちらの説も正しいと言えるかもしれないね。

柿の種の名前の由来

大人のおつまみや、子どものおやつに今も大人気の「柿の種」。その名前は文字通り、形や色が柿の種に似ていることからつけられたんだ。でも、柿の種という商品ができたのは、実は偶然の産物だって知ってた?

柿の種を初めて作ったのは、「浪花屋」というお菓子屋さん。当初は小判形の金型を使って、普通の形の米菓を作っていたんだ。ところが、ある日その金型をうっかり踏んでつぶしてしまったんだ。仕方なくそのままの金型で作ったところ、柿の種に似た米菓ができたというわけなんだ。この偶然がなければ、柿の種はこの世に生まれなかったかもしれないんだね。

お雑煮の由来

お雑煮というと、おせち料理と並ぶお正月の代表料理だよね。おせち料理と同じように、お雑煮にもいろいろないわれがあるんだ。

お雑煮はもともと室町時代に生まれた料理で、その頃には使う食材は7種類と決められていたんだ。その食材とは、餅、あわび、いりこ、焼きぐり、山芋、里芋、大豆。今のお雑煮とはずいぶん違う食材も使われているよね。しかも汁物ではなく、味噌味の煮物だったそうだよ。

このお雑煮が大きく変貌するのは江戸時代。「雑煮」という名前からどんな食材を使っても良い、という間違った解釈が生まれ、各地で様々な食材を使ったお雑煮が生まれたんだ。お雑煮に地域によって大きな違いがあるのは、実は料理名の誤解から始まったんだね。

サラダ味の由来

おせんべいやスナック菓子に、「サラダ味」ってあるよね。でも、食べてみてもサラダの味と言うより、塩味に近い気がするよね。そもそもサラダ味って、どんな味なんだろう。

おせんべいなどにつけられた「サラダ味」は、実はサラダ油のことなんだ。サラダ油は生食が可能で、サラダのドレッシングにも使われることから「サラダ油」って呼ばれているんだって。

じゃあなぜ、おせんべいなどに「サラダ味」があるかというと、表面にサラダ油を塗った後、そこに塩で味付けをしているからなんだ。こうすることで、塩味が定着しやすくなるんだって。味としては単なる塩味なんだけど、当時まだ高級だったサラダ油を使用していることをアピールすることで、イメージアップをねらったんだね。

ハヤシライスの名前の由来

洋食の定番でもあるハヤシライスだけど、実は日本で生まれた料理だって知ってた?しかも、ハヤシライスの「ハヤシ」は人名で、ハヤシライスを考案した「早矢仕有的(はやしゆうてき)」さんからとった名前なんだ。

この早矢仕さん、医師としてわずか22歳で診療所を開き、31歳には書店を創業して医師の仕事と両立するという、信じられないような経歴の持ち主なんだ。しかも早矢仕さんが創業した書店は、現在の丸善の前身。医師として働きながら実業家としても成功するなんて、早矢仕さんはすごい人だったんだね。

ハヤシライスが生まれたのは、早矢仕さんが開いた診療所でのこと。患者さんのために、栄養があって簡単に作れる料理を考えてできたのが、ハヤシライスだったんだって。ハヤシライスが元々は病院食だったなんて驚きだよね。

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