仏像

仏像(ぶつぞう)は、仏教の信仰対象である仏の姿を表現した像のこと。仏(仏陀、如来)の原義は「目覚めた者」で、「真理に目覚めた者」「悟りを開いた者」の意である。初期仏教において「仏」とは仏教の開祖ゴータマ・シッダールタ(釈尊、釈迦如来)を指したが、大乗仏教の発達とともに、弥勒仏、阿弥陀如来などの様々な「仏」の像が造られるようになった。

「仏像」とは、本来は「仏」の像、すなわち、釈迦如来、阿弥陀如来などの如来像を指すが、一般的には菩薩像、天部像、明王像、祖師像などの仏教関連の像全般を総称して「仏像」ともいう。広義には画像、版画なども含まれるが、一般に「仏像」という時は立体的に表された丸彫りの彫像を指すことが多い。彫像の材質は、金属製、石造、木造、塑造、乾漆造など様々である。

仏像の誕生

仏像が造られる以前、釈迦牟尼(しゃかむに)の存在は法輪・菩提樹・仏足石などによって象徴的に表現されていた。

ところが、西北インドのガンダーラ地方と北インドのマトゥーラ地方(現在はパキスタン)に仏教が伝わると、仏像が盛んに造られるようになったことから、この2つの地域に仏像の起源は求められている[1]。ガンダーラとマトゥラーのいずれにおいて仏像が先に造られたかについては、長年論争があり、決着を見ていない。

体勢による種類

仏像はその体勢によって、立像、座像、倚像、半跏像、涅槃像などの種類に分けられる。

大きさ

仏像の立高、肩幅など各部の寸法を総称して「法量」と呼ぶ。

法量(ほうりょう)とは、仏像のデザインに関する仏教用語である。転じて現代的には主に「寸法」の意味で用いられる。

巨大仏(きょだいぶつ)は、大きな仏像を指す「大仏」のなかでも特に大きなものを指す日本語の表現である。もともとは、バーミヤンの石仏などに言及する場合などに用いることがあったが、特に、20世紀に日本各地で建造された屋外の巨大建築物としての仏像類について、この表現で言及することがある。

どのくらいの大きさの仏像を「巨大仏」とするかという明確な基準は特にない。宮田珠己は『晴れた日には巨大仏を見に』において「厳密な理由はないが、ウルトラマンよりデカいというのが一応の目安だ」とし、40m以上のものを対象とする旨を述べている。

宮田 珠己 は、旅行エッセイスト。兵庫県生まれ。大阪大学工学部土木工学科卒。卒業後、株式会社リクルートに就職し、不動産関係の部門に配属される。のち、編集部門に転属。愛称はタマキング。

日本の巨大仏像ランキング

●第10位:小豆島大観音 50m

場所:日本、香川県
香川県土庄町にある観世音菩薩で、しあわせ観音とも呼ばれている。1995年に完成したものであり、内部には1万体の仏像が並んでいる。

●第9位:うさみ大観音 50m

場所:日本、静岡県
1982年に建立された、座像としては日本で最も大きい彫像である。

●第8位:東京湾観音 56m

場所:日本、千葉県
東京湾を一望できる南房総国定公園に立つ富津市の仏像。19階には展望室があり、天気が良ければ富士山を眺めることができる。

●第7位:会津慈母大観音 57m

場所:日本、福島県
福島県、会津若松市にある仏像で、総工費10億円をかけて1986年に建立された。内部には、1万体の仏像が収められている。

●第6位:救世慈母大観音 62m

場所:日本、福岡県
福岡県久留米市の久留米成田山にある観音菩薩。内部には、大日如来、釈迦如来、薬師如来像などがまつられている。

●第5位:加賀観音 73m

場所:日本、石川県
石川県加賀市の大観音加賀寺にある観音像で、かつてはテーマパークの呼び物として利用されていた。

●第4位:世界平和大観音 80m

場所:日本、兵庫県
兵庫県淡路市にある巨像で、台座部分を含めると100mに達する。地上5階建てで、内部は博物館になっている。観光施設として1982年に建てられたが、2006年に閉鎖し、廃墟となった。現在は崩壊の危険性があるため、立ち入り禁止となっている。

●第3位:北海道大観音 88m

場所:日本、北海道
芦別市にある観音像で、日本では3番目に、北海道では1番高い。1989年に完成した。内部には展望台があり、エレベーターであがっていけるようになっている。

●第2位:仙台大観音 100m

場所:日本、宮城県
仙台市の大観密寺にあるフッ素樹脂塗装された真っ白な仏像。内部は高さ60mもの吹き抜けになっており、たくさんの仏像が収められている。

この大観音により電波障害が発生しているため、対策として地上アナログテレビ放送ではニューワールド中山中継局が設置されていたが、アナログ放送の終了に伴い廃止された。この中継局では、大年寺山のテレビ塔から送信される電波を大観音の頭頂に設置されたアンテナで受信し、難視聴を強いられた世帯に向けて再送信が行われている。アンテナも含めた全高は不明。現在はアナログ放送終了に伴い中継局としての役割は終えている。

建設費‎: ‎40億円

●第1位:牛久大仏 120m(世界3位)

場所:日本、茨城県
茨城県牛久市にあるブロンズ製大仏像で、台座の高さまで含めると、全高は120mになる。1992年に竣工した。大仏内部には展示室があり、仏教に関連した展示が行われている。

立像の高さは世界で4番目。 ブロンズ立像としては世界最大。浄土真宗東本願寺派本山東本願寺によって造られた。小動物公園や花畑などがある浄土庭園内にあり、公園墓地「牛久浄苑」との複合施設となっている。総面積は37万㎡に及ぶ。

総工費約80億円

堺市役所:

世界の仏像

●世界2位:レイチュンセッチャー大仏 116m

場所:ミャンマー、モンユワ
台座の高さを合わせると129.5mになる。1996年に建設が開始され、2008年に竣工した。

●世界1位:魯山大仏 128m

場所:中国、魯山県
世界で最も高い像であり、土台の高さも含めれば153mに達する。総重量は1000トン、建設費は18億円と推計されている。

牛久大仏に関する豆知識

世界一の大きさ

牛久大仏は、“世界最大”のブロンズ製立像としてギネスブックに登録されています(立像では世界第3位の高さ)。

高さは阿弥陀如来の12の光明にちなんだ120m(像高100m・台座20m)。ニューヨークの自由の女神(足元から頭頂までの高さ約34m)の3倍近い大きさです。

あの奈良の大仏(像高約15m)が掌に乗ってしまう大きさ、と言えばその壮大さがイメージできるでしょうか。重さも4000トンで、奈良の大仏(250トン)の約16倍に達します。

パーツもでかい

大きいのは全長だけではありません。顔の長さ20m。左の掌18m。耳の長さ10m。人差し指7m。そして親指の直径は成人男性の身長並みの1.7mで、足の爪の長さでさえ1mもあります。

なお体のパーツではありませんが、大仏の前で線香を焚いて身を清める大香炉も、胴回り2.5mで日本一の大きさを誇ります。

頭頂部には避雷針

正式名称は牛久阿弥陀大佛で、造ったのは浄土真宗東本願寺派本山東本願寺です。総工費約80億円をかけて1992年12月に完成しました。

頭頂部には雷の危険から周辺を守ってくれる最新型の避雷針(落雷抑制システム)があり、頭と背中には航空機がぶつからないよう電灯が装備されています。

●掃除がめんどくさい

まずは全ての道具を大仏の頭頂部へ、高圧洗浄機で使う水約40lも運ぶ。まずはエレベーターで胸にある展望台へ。ここからは螺旋階段、目の高さに到着。頭頂部まであと15m。ここからはお掃除道具をロープ1本で引き上げる。

晴れていると螺髪が70℃になり素手では触れないという。牛久大仏のお掃除では洗剤は使わず水だけで行う、洗剤を使うと汚れが落ちすぎて周囲と色の差ができてしまう。

●夜は光る!

コメント

タイトルとURLをコピーしました