信号

青は進め、赤は止まれですが、では黄色は?と聞かれた場合は正確に答えを言える方はどれくらいいるでしょうか?

黄色は止まれのと同等の意味でありますが、急停車となる場合は進行しても良い信号になります。

青も正確には「進め」ではなく、「進むことができる」というニュアンスが正解です。

交通信号設置記念日

1931年8月20日、銀座の尾張町交差点や京橋交差点など34ヶ所に日本初の3色灯の交通信号機が設置されたことに由来。

点滅信号の意味

黄色点滅信号
黄色で点滅している信号機が設置されている道路では、まわりの交通に注意して進むことを意味しています。

赤色点滅信号
赤色で点滅している信号機では、必ず一時停止をして安全を確認する必要があることを意味しています。

信号機の形状

信号機にはヨコ並び型の他、タテ並びの信号機もあります。タテ並び型の信号機は主に積雪の多い地域で使用されています。

ヨコ型の場合、積雪する面積が大きくなるため、雪が地面に落ちづらくなってしまい、雪が積もり続けてしまいます。これにより、信号が見づらくなってしまったり、信号機が雪の重さに耐え切れないで落下してしまう事故が起こる場合はあるようです。

色の順番の意味

ヨコ並び信号機の場合、左から順番に「青・黄・赤」と配置されています。

正解は、街路樹や歩道に立てられた建造物などによって、信号機の赤の色が隠れてしまうことを防ぐためです。

最も重要である赤の色を道路の真ん中に位置するように立てることで、万が一の事故を未然に防いでいるのです。

青信号を無視しても信号無視にはならない?

信号無視は赤信号になっている場合に進入する事だけを指すわけではありません。黄色信号で突入したり、矢印信号とは異なる方向へ進んでも信号無視になります。

青信号は言わずもがな「進め」の合図ですが、これを無視して停止し続けた場合はどうなるのでしょうか。この場合は信号無視ではなく、駐車違反で交通違反となってしまいます。

と言うのも、交通ルールでは「交差点とその端から5メートル以内の場所に駐車してはならない」とあり、青信号で止まり続けることは駐車することに該当してしまうからです。

信号機の電気代は誰が払っている?

全国におよそ20万基もの数が設置されている信号機。その電気代は年間約383億円にも上ります。この莫大な費用は、国や電力会社が負担しているわけではありません。

信号機は小さな電球が沢山並んで発光しています。20万基の信号機の電球の総数は約230万個。少しずつLED化も進んではいますが、LED化したところであまり電気代の節約にはならないのが現状のようです。

そんな信号機の電気代。実は各都道府県の警察署がその電気代を支払っているのです。つまりは国民が支払っている税金や、交通違反などでの罰則金が信号機の電気代へあてられているのです。

信号機の音の意味

横断歩道の信号機からは、「ピヨピヨ」や「カッコー」などの動物の鳴き声の擬音や、歌のメロディーなどが流れています。これは目の不自由な方への配慮なのは容易に想像が付きますが、なぜ何種類もあるのでしょうか。

東西方向の横断歩道は「カッコー」、南北方向の横断歩道は「ピヨピヨ」にほぼ統一されており、スクランブル交差点では両方が交互になります。

「通りゃんせ」などのメロディーが多かったのですが、「毎度毎度同じ曲で鬱陶しい」という意見が出て現在は鳥のさえずりをもしたものになっています。

たった一つの信号機の意味

沖縄県那覇市の北西に位置し、沖縄県で最小の自治体である「渡名喜(となき)島」。総面積は3.87㎢。人口わずか約420人という小さな島には、ある理由からたった一つだけ信号機が設置されています。

信号機は車のためではない

車通りもまばらで、集落内の移動は自転車の方が効率が良いのですが、そんな村の中に一つだけ、自動車用と歩行者用の信号機がポツンと姿を表します。

これは島で育った子ども達の将来のために設置しているのです。

バスもなければ電車もない島で育つ子ども達。年々過疎化が進む島では、島を後にする若者も少なくはありません。そんな若者が街に出た際、信号機の存在を知らなければ事故の原因になってしまいます。

そんなことから、学習のために島ではたった一つだけの信号機が存在するのです。

なぜ「緑」なのに「青」というのか?

色の三原色を小さい頃から習っている日本人的に1番覚えやすかったからという説

緑を青と呼ぶ理由は、日本語の「青」が表す範囲の広さにあるようです。青野菜、青物、青葉など緑色のものを青と呼ぶ場合が多かったため、緑信号を青信号と表現するようになったようです。また、赤の対極にある色が緑ではなく青だからという説、色の三原色である赤・黄・青が影響しているという説もあります。

一定速度で走れば、青信号が連続する?

信号が青になりクルマを発進させると、「目の前の信号が次々と青になっていく」こともあれば、次の信号でも赤、またしばらくして赤と、「ちょくちょく赤信号になる」と感じることもあるかもしれません。

系統制御

信号機は交差点単独で一定のサイクルに基づき赤、黄、青が変わるものもあれば、複数の交差点と連携して変わっていくケースも。それらのひとつに、同じ路線で信号の表示サイクルを連携させる「系統制御」と呼ばれる信号制御方式があり、「次々と青に」あるいは「ちょくちょく赤に」と感じるのは、この方式が関係しているケースがある

系統制御とは、どのような概念なのでしょうか?

 A交差点を通過したクルマが、一定の速度で走行すれば、その先のB、C、D交差点も青信号で通過できるようにするというものです。仮に、A交差点を同時発車した別のクルマがスピードを上げて走行した場合、その先の交差点がまだ赤で、停車または減速しなければならないことがあります。スピードを上げても結局、目的地に着く時間は一定速度で走行したクルマと変わらなくなる、というのが最も基本的な考え方です。

色々ある信号の制御方式

高速感応制御:スピードを出しすぎている車両を感知すると、先の交差点で信号を赤にし、その車両を半強制的に停車させる。事故を起こす可能性が高い車両を排除する目的。本来はまだ青のところを早く赤にするため、交差する道路側では「いつもより早く青になった」と感じることがあるという。

ジレンマ感応制御:赤信号開始までに停止線を通過することも、安全に停止することもできない危険領域「ジレンマゾーン」をドライバーが回避できるよう、黄信号の表示タイミングを調整。通過すべきか停止すべきかを迷わないようにさせ、追突や出会い頭事故の減少につなげる。

公共車両優先システム、現場急行支援システム:バスなどの公共車両や、パトカーなどの緊急車両が通行する際、それら車両が進む先で青信号を長く表示させる。バスなどの定時運行や、緊急車両の現場への急行を支援。

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