お金のお話

破れた紙幣や壊れた貨幣は使えるのか?

紙幣(お札)の破損

うっかりビリっと破ってしまった。ポケットに入れたまま洗濯してボロボロに。動物や小さなお子さんにビリビリに破られた。どんなシチュエーションでも紙で出来てる以上は非常に脆いのがお札の欠点です。破損した紙幣は銀行に持っていくことで交換してもらえますが、その限界は次のようになります。

残っている面積 ( 交換額 )
3分の2以上 ( 全額 )
3分の2未満、5分の2以上 ( 半額 )
5分の2未満 無効( 0円 )

どんなに小さく破り捨てられても、その破片を余すことなく持っていけば新札と交換してもらえるようです。

硬化(コイン)の破損はどこまでセーフ?

コインの破損は、変形や溶けてしまうという事が考えられます。この場合は硬化の模様が認識できることが条件とし、次のようになります。

残っている重量 ( 交換額 )
2分の1以上 ( 全額 )
2分の1未満 ( 無効(0円))

硬化の場合はどんな形に変形していようが、元の硬化の重さの50%が残っていれば全額交換可能です。

火災による最悪のケース

火事にあってしまって財布ごとお金が燃えてしまった。このような場合でも心配することはありません。なるべく原型が崩れないように慎重に持ち上げ、銀行に持ち込みましょう。その際はお札の燃えカスだと思われる小さな灰ですら払ってはいけません。あるがままの状態で銀行に引き渡すのです。
ただちにお金の鑑定が行われ、上記のルールに則ってお金の交換がされます。

2000円札は今どこに?

西暦2000年を記念して発行が決定された「2000円札」。この2000円札は記念紙幣というわけではなく、通常の日本銀行券の紙幣であり、もちろん現在でも使用することが出来ます。ですが今となっては全くもって見る影もありません。今の若い世代には知らない人も多いのではないでしょうか。そんな2000円札は今どうしているのでしょうか。

2000円札の行方

2000円札は2000年度に7億7千万枚が、2003年度に追加で1億1千万枚の合計8億8千万枚が発行されました。実際に世間に流通した枚数は2004年8月の5億1千万枚がピークで、その後は年々右肩下がりに流通量は減少。全国的に2000円札を見ることはなくなりました。

現在、発行された2000円札のおよそ99%が日本銀行の金庫に眠っており、残りの1%はなんと沖縄県で盛んに使用されているのです。というのも2000円札のデザインには首里城が採用されており、発行が決定したのも沖縄サミットが開催されたのが記念されてのことなので、沖縄は2000円札誕生の地と言っても過言ではないのです。

そんなことから、沖縄では2000円札の使用に本腰を入れており、ATMでも2000円札が気軽に引き出せる仕組みになっているのです。現在の沖縄での2000円札の流通量はおよそ370万枚に達し、県民一人あたり2~3枚程を所持している計算になります。

自動販売機に入らないお札の対処法

ジュースや切符などの自動販売機に装備されているお札を判断するセンサーは、「お札の色」「模様」「透かし」「お札の長さ」「磁気」の5項目で判別しています。この際、シワの有無はじつは全く関係がありません。

そもそもお札にはシワがつきものですので、ありとあらゆるシワのパターンをセンサーに覚えさせています。そのため、シワを伸ばしたり折り目を付けたりしたところでお札の判別には影響がないのです。

ではなぜお札が戻ってきてしまうのかというと、人の手から付着した脂のせいなのです。なので、乾いた布などでお札を拭いてあげると、センサーが読み込んでくれる可能性が高くなるのです。

コイン投入口の縦と横の違い

投入されたコインはそのままの角度でコインストッカーに落ちていきます。この際に縦で投入されたコインは、横で投入された時と比べて落ちる速度が早いです。

自動販売機の商品を求める際に、早さが要求されるような販売機は投入口が縦になっているのです。
つまりジュースやタバコなどの自動販売機は横向き、切符などの券売機に使われている販売機は縦向きになっています。

しかも駅の切符売り場の販売機では、コインが一度に複数枚入れれるように設計されています。複数枚のコインを同時に識別する高精度センサーが内蔵されているので判別できるのです。また、コインを一度にまとめて入れれる事によって、混雑しがちな切符売り場での行列の緩和にも繋がります。

一方横入れ型の自動販売機は、綺麗に重なってコインが収納されるため、コインストッカーが小さくて済みます。このため、販売機の大部分が商品を占めるようなジュースやタバコの自動販売機などで、横入れタイプが使用されるのです。

どんぶり勘定の「どんぶり」とは

どんぶり勘定の「どんぶり」とは、その昔、職人が付けていた胴巻きの事で、この胴巻きは防寒対策の他、財布や煙管(キセル)などの小物入れとしても活用されていました。江戸っ子気質の職人は、後先考えずに胴巻きからヒョイヒョイとお金を払っていたことから、いつしかそんな勘定を「どんぶり勘定」と呼ぶようになったのです。

盗んだお金は申告が必要!

窃盗罪では捕まらないが、脱税で捕まる?
例えば非課税対象として有名な所得は、宝くじでの当選金です。その他にも様々な非課税対象の取得がありますが、ここでは割愛しましょう。問題となるのは盗んだ物による所得にも税金はかかるのかということです。

結果的にいうと、非課税対象のリストの中に窃盗物による所得は含まれていないため、確定申告を行う必要があります。しかし犯罪で得たお金を税務署に申告して捕まるのではないか?と思うことでしょう。

そこは大丈夫。税務署員には守秘義務があるため、申告者や申告内容を外部に漏らしてはいけない決まりがあり、それを破ると二年以下の懲役、または三万円以下の罰金を支払わなくてはいけないのです。

つまりは不正所得だとしても、しっかりと確定申告を行わないと脱税で罰せられてしまうのです。しかし今までに窃盗で得た所得を素直に申告した例がないため、上記のように本当に窃盗罪で捕まらないのかは不明なところです。

休眠口座

銀行口座の預金にも「消滅時効」があります。

最後の取引または最後の満期日等から、銀行の口座の場合は5年、信用金庫や労働金庫は10年と定められています。

実際のところは消滅時効後の払い戻しにも対応している銀行がほとんどなので、こちらはそれほど気にする必要はありません。

ゆうちょ銀行の場合、2007年9月30日以前に預け入れた定額郵便貯金・定期郵便貯金・積立郵便貯金は、満期後20年2か月を経過しても払い戻しの請求がない場合、払い戻しが受けられなくなるので注意しましょう。

「休眠口座」の預金が公益活動に使われます

ゆうちょ銀行をのぞいて基本的には「休眠口座」の預金がなくなってしまうことはありません。

しかし、2018年1月に施行された「休眠預金等活用法」により、国は10年以上取引のない預金等を、民間公益活動に活用できるようになりました。

10年以上口座を放置していると、その中の「休眠預金」は、知らぬ間に公益活動に使われてしまう場合があるのです。

公益活動に使われたお金は戻ってこないの?

「休眠預金」が公益活動に使われても、引き続き取引をしていた銀行でお金を引き出すことができます。

「休眠口座」になってしまうと、ATMの利用ができなくなったり、預金の払い出しに日数が必要になったりと、手続きが煩雑になる可能性もあります。

「休眠預金」となるのは、2009年1月1日以降、10年にわたって取引がなかった口座の預金です。

来年の2019年1月から「休眠預金」が発生し、公益活動に使われます。

該当しそうな口座がある場合は、2018年中に口座を解約したり入出金をしたりしておくほうが、スムーズに手続きが進むでしょう。

「休眠預金」の通知はくる?

預金が1万円以上ある場合は、銀行に登録している住所やメールアドレスに通知が届きます。通知がきちんと届けば、「休眠預金」にはなりません。

住所変更をしていないなどの理由で通知状を受け取れなかった場合は「休眠預金」になります。

残高が1万円未満の場合は要注意

10年経過後、自動的に「休眠預金」とみなされるので注意が必要です。

手元に通帳やキャッシュカードが残っておらず、預金があったかどうかも判断できない場合は、直接銀行に問い合わせてみましょう。

「10年未満」の放置なら大丈夫?

銀行によっては、銀行口座の維持にかかる費用を手数料として支払う必要があります。

SMBC信託銀行プレスティアでは、月額2,000円(税抜)を口座維持手数料として支払う必要があります(所定の条件を満たすと無料です)。

りそな銀行や、2018年10月に開業したばかりのローソン銀行などは、2年以上入出金がない口座を「未利用(未使用)口座」とみなし、毎年1,296円(税込)を「口座管理手数料」として徴収しています(所定の条件を満たせば無料です)。

今は口座の維持に手数料のかからない銀行がほとんどですが、昨年12月には、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、口座維持手数料導入の検討を始めたと報道されました。

実現するかどうかはまだ決まっていませんが、超低金利の今、口座維持手数料が実施されれば、銀行に預けるだけでお金が目減りする事態もあり得ます。

口座維持手数料の導入を見据えて、10年は経過していなくても、数年以上使っておらず今後も使う予定のない口座は、解約しておくにこしたことはないでしょう。

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